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自然感撮ノートexcite

山田池公園のカワセミ・・・・・危機一髪

このところ早朝の山田池に通っている。カワセミを写す為だが、なかなか上手くいかない。
今回は、2年振りに"カワセミ”に大接近。
ビッグチャンスだったが、日陰でスローシャッターの為、レリーズでシャッターを切ったにもかかわらずカメラぶれさせてしまった。
D70sはミラーショックが大きいのだが、その振動に共鳴して三脚、レンズが振動してしまう。
とりあえず、”カメラぶれ防止スレーブホルダー”という商品を手配した。
三脚の方も対策が必要である。
僕の三脚の脚は、40年も前のやつだし、雲台も20年も前のものである。
僕は道具は大切にしないのだが、捨てることが出来ない人間で。古い道具をタフに使うのが大好きである。

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今日の話は、写真を撮り終えたところから始まる。
実は写真を撮り終え、自転車のところに戻りカメラをザックにしまった。
何気なく"カワセミ”の方を見ると、一匹の”トラ猫”がカワセミに狙いを定め静かに、静かに近づいていたのである。
一瞬、僕はためらった、いろいろなな考えが脳裏を駆け巡った。
正直に書くと”千載一遇のシャッターチャンスだ”という思いも強くあった。
助けねばという思いもあった。
自然界の現象に、立ち入ってはならないという思いもあった。
弱肉強食は自然界の掟である。
付近では二人のカメラマンがこの光景を撮ろうとカメラを構えている。
僕は思った、"野良猫”は野生であろうか?
山田池の野良猫には、餌をあげる人が多くいる。
猫に野鳥を食べる必然性は無いはずだ。
僕は決心し、カワセミから1mほどの距離まで接近した野良猫に近づき、小さな石を投げた。
猫は僕の方を見た。
そこで僕は”にゃ~”となくと、なんと猫も”にゃ~”と鳴いたのである。
その声に”カワセミ”は驚いて向こう岸に逃げてくれた。
二羽のカワセミ、ここに30分以上もいたのである。
近くに親鳥がいるらしく、二羽揃った動作をして良く鳴いていた。
親鳥?の方ばかり見て、周りには全然注意を払わない、未だ警戒心の無い子供だった。
ぼくの行為が、良い事なのか、どうか分らない。もし他の鳥が狙っていたら、蛇が狙っていたらどうだったろうか?
ただ、猫が"ニャン"と鳴いてくれた事は嬉しかった。

"お、おまえ、人馴れしてるやんけ!”"ほんまに野良か~?”

二人のカメラマンも、僕の行為になんとも言わなかった。
たぶん僕と同じような事を考えていたのかも知れない。
by kawasemibox | 2007-10-26 00:10 | 野鳥
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凍てつく冬の夜でも、メスを求めて彷徨う猫のように、ネイチャー系写真撮影にはまっています

by 夜啼猫
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