引き伸ばしレンズで”ユスリカ”を撮る
この時期、不快な虫に"ユスリカ”がいる。
人間を刺し血を吸うわけではないが、大量に発生し虫柱を造って乱舞する様は気持ち悪い。 きも~ 我が家の庭にも毎年大量発生し、人の居ない頃を見計らって殺虫剤を散布したりするのだが、化学薬品を使うのにはためらいを覚える。 しかし"ユスリカ”ってどんな姿をしているのだろうか? そこで、柿の木の葉にとまっている♂のユスリカをカシャ 触覚に毛が生え、羽のように立派である。 そこでこユスリカを捕まえ、紙の上で撮影する事にした。 カメラはD70s+EL Nikkor 50mmF4 このシステムでは中間リングを使う事によって等倍から×3.2倍まで内蔵フラッシュを使って写す事が出来る。 中間リングを全部使うと×3.8倍まで可能であるが、レンズの影によるケラレが発生する。 被写界深度も1mm以下になるので×3倍で撮影しトリミングする事に・・・。 約×3倍で撮影 なんちゅう格好、君は越後時獅子か これは拡大してみるしかない。 これから先はトリミングして拡大しています、きもいの大好き人間だけが見てください。 触覚のなんと言う美しさ 口元の気持ち悪さ 眼の面白さ (顔はほとんど眼や無いか!!) 総合してただ"奇怪な!”と叫ぶ僕であった。 引き伸ばしレンズによる拡大撮影の気軽さにつられ、僕はだんだん”きも系昆虫写真撮影”の泥沼に嵌って行きそう。 あ~、こわ~ このシステムの肝は、内蔵フラッシュの活用である。 この事により手持ち撮影が可能となり、外部ストロボを使うわずらわしさも無くなる。 市販されているマクロレンズは、こういった使い方は出来ない。 それはレンズ外形寸法が大きい事にある。 一般に開発エンジニアは開発した商品の使用者でない事が圧倒的に多い。 FMAを試していた時、コンデジとテレスコープを繋ぐブラケットの設計のお粗末さに笑った事がある。 設計者は設計した商品の愛用者であって欲しい、そうすればもっと素晴しい商品が生まれるであろうと思う今日この頃である。 超小型短焦点マクロレンズどこか開発してくれないかな~
by kawasemibox
| 2008-05-23 20:30
| 昆虫
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