山の秋の楽しみ ”きのこ”狩
秋の日の山の楽しみ”きのこ採り”
山の幸が大好きな僕は、”きのこ”にも眼がないのだ! と言っても、”毒キノコ怖~い”僕は写真に撮るだけ。 小屋の前の敷地の中で写真を撮っていると、向うの方から大勢の年配の人がやって来る。 みんな”いっちょまえ”のアウトドアの格好をしている。 えっ~! なんか袋みたいなもの持ってるで・・・・? 別荘地の敷地エリアに入ると、めいめい勝手によその敷地の中に入ってなにやらごそごそ探している。 何者や! 連中の姿を窺っていると年代が見えてきた。 敗戦後のドサクサ時代に”ろくすっぽ教育も受けず”少年~青春時代を送った世代。 一人ではおとなしいのに、集団になると過激になる○塊の世代。 無気力・無関心・無責任 三無主義の世代のなれの果て。 わぁ~! こりゃ、あかんわ。 ここは見て見ぬふり。関わらんとこ~ ・・・・・夢中で写真を撮っていると、連中、遂に僕のすぐそばに現れた。 ・・・・ ”あっ!きのこあるわー”突然叫んだと思うと、僕の目の前のきのこに手を伸ばす。 ”ぎょえ~! それはないやろ、えげつないやっちゃな~” 今写真撮ってるやないか、それにここ僕の土地やで~” 心の中で叫びながらも、卑屈な笑みを浮かべ ”ちょっと、この辺はすべて私有地で、きのこは採ってはいけないことになってますねんけど~!” そこにもあそこにも立て札があるでしょう! と指さすが、 さすが不法きのこ採り集団のメンバー、確信犯である。 人の顔も、ましてや立て札は見ようともしない。 あくまで知らなかったで済ませる漢だ!! それどころか、後から来る連中も、そのきのこを採ろうとする。 ”ここら辺の”きのこ”採ったらあきません!” ・・・・・・ ”わしら、大阪から来てまんねん!” ・・・・・・ 遂に出ましたこの言葉 ・・・・・・ ”そやから、どないやちゅうねん” 昔、丹後は宮津湾栗田 キスの投げ釣りをしていると、近くのサザエやアサリの稚貝を育てている立ち入り禁止の場所に数台の車に乗ってきた連中がやって来た。 鋤簾etc.本格的な道具で海の底を引っ掻き回し、バーべキュウ。 止めに入った地元の連中を、脅しいった言葉が。 ”わざわざ大阪から来たってんのに、なにぬかしてんのや~ われ!人が気持ちよう遊んどんのに、じゃますんな!” と言う恫喝。 地元の人は、あいまいな笑みを浮かべて退散するしかなかった。 この事件を思い出した大人気ない僕・・・。 おもわず、”あんたらー集団窃盗団やな~”と言ってしまった。 敵も然る者、すれっからし ”あっち行って採ろ~” 集団でぞろぞろ、隣の敷地の中に入ってきのこを採り出した。 ”あ~、生きるって事は♪” 突然、僕の頭の中に”サタディ・ナイト”のメロディが流れた。
by kawasemibox
| 2008-10-19 21:29
| 山野草
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