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自然感撮ノートexcite

E-410 のピント精度

今月末まで忙しくなりそうなので、先にE-410でのピント精度の結果を掲載しておきます。

前にE-410の視度調整ダイヤルの位置がズレていた事を記しましたが、さてファインダー像での合焦位置と撮像素子での合焦位置が一致しているでしょうか?
AF時代になって、ファインダー像はMF時代ほど注目されないようになりました。
ここは精神衛生上からも確認しておく必要があります。

Nikon D70s を購入した頃、古いNikkorレンズのAFがずれていないか確認する為に作った、ピント測定チャートで確認してみました。

E-410 にシグマ50mmF2.8マクロを装着して、チャート(正面がピントを合わせる面。)を写します。

E-410 のピント精度_a0073778_1132381.jpg

ピントが合っている状態

ファインダーを覗いて、ピントがあっていると判断した位置でシャッターを切ります。
1、遠方側からピントを合わせていった場合
2、手前からピントを派早稲手言った場合
各20回ずつシャッターを切りました。

結果は 1、遠方から合わせた場合4枚のピントはずれ 2、近くから合わせていった場合は1枚ピントはずれがありました。
前後の被写界深度の巾から推定出来る、傾向は見当たりません。
前方向のズレも後方向のズレにもほぼ同じ割合で発生しました。
この事から、ファインダー面と撮像素子面の距離的ズレは無視できると判断できます。

E-410 のピント精度_a0073778_11401830.jpg

ピントをはずした例

眼視の場合、ピントのはずれは、被写界深度の枠ぎりぎりの所でシャッターを切った例ばかりです。
ピントリングをもっとゆっくり回せば解決できるかもしれません。

E-410 のピント精度_a0073778_11452253.jpg


次に電子マウントアダプターを使って、S-AFにセットし、キャッチインフォーカスのテストをしました。
遠くから手前の20枚、近くから遠くの20枚
すべて合焦しました。 当然と言えば当然ですが、流石です。

次に、照明を落として再度テストしました。
E-410 のピント精度_a0073778_11513148.jpg

とんでもないところに合焦してシャッターがおちる
ケースが多くなりました。

暗い場所では、シャッターが切れるからと安心せず確認することが必要ですね。

*最初の2枚と次の2枚ではWBの調子が全然違います。
 これは、OLYMPUS E-410のキャラクター、WBの暴れと思います。
 カメラ側の設定はC-AFからS-AFに変わっただけで、WBに何の関係も無い筈ですが、突如WBの調子が  狂います。
 これがRAWでしか使っていない理由なのですが、最近の製品では解決されているのでしょうか?
by kawasemibox | 2009-03-23 11:54 | 撮影機材
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凍てつく冬の夜でも、メスを求めて彷徨う猫のように、ネイチャー系写真撮影にはまっています

by 夜啼猫
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