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自然感撮ノートexcite

河川敷は、すっかり”春”  河川敷の春告花

しばらく忙しくブログを更新することはおろか、PCの前に座る事も出来ませんでした。
久しぶりの更新です。
本当は、忙しかっただけでなく、僕自身の自然との関わり合い方、特に野鳥撮影の問題について考え込んでいました。
直接の原因は、某所で”野鳥撮影の為の過度の演出と餌付け”を行なう集団と遭遇してしまった事にあります。
僕にとって写真撮影は目的でなく手段でしかありません。
野鳥etcの自然の姿を、カメラという手段を使って記録したいと言うのが正直な気持ちです。
刻々と変わり続ける自然の一瞬の時間を、写真という手段を使って切り取る事に喜びを感じてきました。
そこに人間の意図を持ち込んだり、人工的に自然をいじくると言うのはどんなもんだろう。
仮に行為自体が合法的なものであったとしても、それはチョッと違うのではないかと思います。

僕は原理主義的な考え方はしないので、いっさいの餌付けや、演出を否定する気はありません。
でもそこには自ずと限度というものがある筈だと思います。

カメラを持つことの怖さは、如何に「いい写真」を撮るかと言う意識だけが撮影者の心に占めてしまい、撮影する自分の姿を客観的に見ることが出来なくなってしまう事にあります。
これは趣味事全般に言えることかもしれません。

趣味としての野鳥撮影を始めてまだ数年。
僕の撮影スタイルも機材も変わってきました。でも無くしてしまった物も多い気がします。
野鳥を見た時の”わくわく”した気持ち・・・etc
撮影し現像し作品化するという工程を機械的に行なうようになった気がします。

今一度、ネイチャー系写真撮影の原点に戻り”自然感撮ノート”らしく”感じた物を撮る”というスタンスで写真を撮っていこうと思います。

さて久しぶりの写真は、河川敷の野草です。
野草は、僕がデジタルカメラ(東芝アレグレットM70)を購入して最初に撮りだした被写体です。
今は、信州の山野草しか撮っていませんが、今後大阪周辺の野草も撮っていきます。

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ホトケノザ(仏の坐)
植物名は最近カタカナ表記されている。これは文部省の悪行である。
日本は歴史的に表意文字の文化圏にあるので、表音記号だけでは意味や由来が分からなくなってしまう。
これは日本の歴史の抹殺にもつながる。
僕は出来る限り、漢字表記を併用したいと思います。
もっとも独断と偏見で書くことも多いので信用しないでください。

春告草と言えば”福寿草”etcを挙げる人が多いが、僕の定義は簡単である。
その地域で1-3月の間に咲く花のなかで時期が早い奴
という訳で、今年の大阪枚方市の春告草は僕的には
”仏の坐”
に決定しました。
ところで葉っぱの部分が坐で、花が仏?
仏は仏でも”うらめし~”のポーズ
どう見ても”こじつけやで~”

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ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
ヨーロッパ原産らしいが最近急に増えだした気がする。
僕の山野草観察のフィールド、信州奈川高原でもGW頃にあちらこちらで咲き、昔からの植物を溺愛してる僕には嫌な感じ。
でも群生し花咲く姿は好きである。

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オオイヌノフグリ(大犬のフグリ)
どこでも見られる、小さくて可憐な花だが、それにしてもオオイヌノフグリは”ないやろう!”
純情な僕など名前を言うのも恥ずかしい!
昔の人は”おおらかなもんだ”と思っていたが、明治初期に入ってきた帰化植物だそうだ。
へ~、割と最近の話やないか。
”話が違う”なんちゅう名前付けさらすねん!
明治維新後の変革の時代の、裏返しの白人コンプレックスの表現ちゃんちゃこ。
コンナトコロデ”憂さばらし”するんや無いで・・・。
(すいまへん、興奮のあまりガラが悪くなってしまいました。

また独りよがりのヨタ話を書いてしまいました。 m(ーー)m
オオイヌノフグリは確かに明治初期に日本に入ってきましたが、名前は、それ以前から日本にあったイヌノフグリ(帰化植物らしい)にちなんで名付けたものと思われます。
確かに、花や種はそっくりでした。
ご指摘くださった、鍵コメさんに感謝します。
これからもこういった誤解に基づく”ヨタ話”も多いかと思いますが、ご指摘ご指導宜しくお願いします。

従いまして、名前の感想は、”昔の人はおおらかなもんだ!”です。
えっ!調子良すぎる? ごめんくさ~い。
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シロバナタンポポ
黄色の花は見られなかったのに白いタンポポは結構咲いていました。
花期が黄色の種よりも早いのでしょうか?


Nikonn D70s + シグマ50mm F2.8マクロ + フラッシュパス(プアーマンズ・ストロボ)
by kawasemibox | 2009-03-08 17:36 | 山野草
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凍てつく冬の夜でも、メスを求めて彷徨う猫のように、ネイチャー系写真撮影にはまっています

by 夜啼猫
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